投稿日:2019.01.07
新年早々、悲しいお知らせとなってしまいました。
前々回のブログで紹介した、末期の糖尿病が発覚し緊急入院していた親族の猫ちゃんですが…
残念なことに2019年の幕開けを待たずして…虹の橋へと旅立ってしまいました。
私が面会に行った時、ぐったりしながらも呼びかけると、顔をあげニャーニャー鳴いてくれました。
「頑張って、先生に治してもらって元気になったらお家に帰ろうね!」と言うと、ニャーニャー言いながら立ち上がろうとしていました。
その力強さに、私だけでなく獣医さんまでも…もしかしたら奇跡の回復もあるかも?
と、かすかな期待に胸をふくらませたものでしたが、私が帰った後すぐに昏睡状態になってしまいました。
今思うと、まっすぐに私を見つめ、ニャーニャー鳴いていたのは何かを強く訴えかけていたような気がします。
「もう頑張れないからお父さんをよろしく…」と言っていたのか。
「最後に逢えてよかった、ありがとう」と言ってくれていたのか…。
いずれにしても、人間と動物は、種族を超えて思いが通じるものだと改めて強く感じました。
あの、コロちゃんのまなざし…私は一生忘れません。
そして翌日、コロちゃんは眠ったまま静かにお空に行ってしまいました。
私は連絡を受け、すぐに車を走らせ動物病院に到着しました。
なでなですると、まだあったかくてやわらかい…。
まるで眠っているようなおだやかなお顔に…何とも言えぬ思いがこみ上げました。
親族は、高齢なこともあり、葬儀から埋葬まで、すべてを私に一任したいと言ってくれました。
ペットちゃんのご葬儀に携わって12年…
子供の頃から、ペットとの死別はたくさん経験して参りましたが、
実はこのお仕事についてから身近なペットを看取るのは初めてです。
今までたくさんのペットちゃんを見送らせていただいてきたからこそ、
動物葬祭のプロ…そして、ペットロス療法士として…私がしてあげられること。
できることはすべてしてあげたいと思いました。
コロちゃんに対してだけではありません。
飼い主である親族に対してもです。
最愛の伴侶を失った、悲しみを乗り越えて生きていかなければならない。
ましてや高齢の独り暮らしでその心痛、淋しさははかり知れない。
ペットちゃんに安心して虹の橋へ行っていただくことと、ご遺族様の心のケア…
このふたつが何より大切なことだと、心に常に思いながら、
ペットちゃんたちをお見送りしておりますが、改めて身につまされる思いでした。
コロちゃんを車に載せ、親族を家へと送り届けてから、
私は会社へ戻り、コロちゃんのご遺体を清め安置しました。
おつかれさま、よくがんばったね!
私がきちんと供養してあげるから、安心してね。
もし奇跡的に回復したら、うちに引き取ってインシュリン治療してあげるつもりだったから…
残念なことになっちゃったけど、うちにおいでよ。
そしていっぱいお話しようね。
そう語りかけました。
長くなってしまいましたので、一旦ここで区切らせていただき、
ご葬儀編は次回につづきます。
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