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虹の橋へ…

新年早々、悲しいお知らせとなってしまいました。

 

前々回のブログで紹介した、末期の糖尿病が発覚し緊急入院していた親族の猫ちゃんですが…

残念なことに2019年の幕開けを待たずして…虹の橋へと旅立ってしまいました。

 

私が面会に行った時、ぐったりしながらも呼びかけると、顔をあげニャーニャー鳴いてくれました。

「頑張って、先生に治してもらって元気になったらお家に帰ろうね!」と言うと、ニャーニャー言いながら立ち上がろうとしていました。

その力強さに、私だけでなく獣医さんまでも…もしかしたら奇跡の回復もあるかも?

と、かすかな期待に胸をふくらませたものでしたが、私が帰った後すぐに昏睡状態になってしまいました。

 

今思うと、まっすぐに私を見つめ、ニャーニャー鳴いていたのは何かを強く訴えかけていたような気がします。

「もう頑張れないからお父さんをよろしく…」と言っていたのか。

「最後に逢えてよかった、ありがとう」と言ってくれていたのか…。

いずれにしても、人間と動物は、種族を超えて思いが通じるものだと改めて強く感じました。

あの、コロちゃんのまなざし…私は一生忘れません。

 

そして翌日、コロちゃんは眠ったまま静かにお空に行ってしまいました。

私は連絡を受け、すぐに車を走らせ動物病院に到着しました。

なでなですると、まだあったかくてやわらかい…。

まるで眠っているようなおだやかなお顔に…何とも言えぬ思いがこみ上げました。

 

親族は、高齢なこともあり、葬儀から埋葬まで、すべてを私に一任したいと言ってくれました。

 

ペットちゃんのご葬儀に携わって12年…

子供の頃から、ペットとの死別はたくさん経験して参りましたが、

実はこのお仕事についてから身近なペットを看取るのは初めてです。

今までたくさんのペットちゃんを見送らせていただいてきたからこそ、

動物葬祭のプロ…そして、ペットロス療法士として…私がしてあげられること。

できることはすべてしてあげたいと思いました。

 

コロちゃんに対してだけではありません。

飼い主である親族に対してもです。

最愛の伴侶を失った、悲しみを乗り越えて生きていかなければならない。

ましてや高齢の独り暮らしでその心痛、淋しさははかり知れない。

ペットちゃんに安心して虹の橋へ行っていただくことと、ご遺族様の心のケア…

このふたつが何より大切なことだと、心に常に思いながら、

ペットちゃんたちをお見送りしておりますが、改めて身につまされる思いでした。

 

コロちゃんを車に載せ、親族を家へと送り届けてから、

私は会社へ戻り、コロちゃんのご遺体を清め安置しました。

 

おつかれさま、よくがんばったね!

 

私がきちんと供養してあげるから、安心してね。

 

もし奇跡的に回復したら、うちに引き取ってインシュリン治療してあげるつもりだったから…

残念なことになっちゃったけど、うちにおいでよ。

そしていっぱいお話しようね。

そう語りかけました。

 

 

長くなってしまいましたので、一旦ここで区切らせていただき、

ご葬儀編は次回につづきます。

 

 

~埼玉の訪問ペット火葬・海洋散骨・ペットロスカウンセリング~

★ちいさなご家族の旅立ちのお手伝いは、
オリーブペットライフサポートにお任せください★
https://olive-petlife.com

平成31年

新年あけましておめでとうございます。

バス停でバスを待っていると、とても素晴らしいご来光が…。

お正月ダイヤでバスがなかなか来ないおかげで、美しい初日の出を見ることが出来ました。

心洗われるひとときでした。

平成31年…

やさしさとぬくもりに満ちた年となりますように…。

オリーブペットライフサポートは、元日のみお休みですが、2日からは平常営業いたしております。

私はイノシシのように元気いっぱい走り回りたいと思います。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

~埼玉の訪問ペット火葬・海洋散骨・ペットロスカウンセリング~

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末期の糖尿病~奇跡よ起これ~

久しぶりの投稿となってしまいました。

 

実は先日、独り暮らしの高齢の親族の飼い猫が、

オシッコが出なくなり往診の獣医さんに来てもらったら、そのまま緊急入院になったと連絡がありました。

最初は尿管結石かと思われていたようですが、

検査の結果、末期の糖尿病であり、重篤な合併症である糖尿病性ケトアシドーシスになっていて、

もう助からないかもしれないとのこと。

 

昨日そんな連絡を受けましたが、親族は面会にも行けないというので、

いてもたっても居られず、車を1時間飛ばして面会に行ってきました。

最初はこの写真のようにぐったりとしていましたが、

私が呼びかけると顔を上げてニャーニャー反応してくれて、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれました。

獣医さん曰くこの状態から助かった子はなかなかいないとのことでしたが、

「頑張って元気になって、お家に帰ろうね!」と言うと、必死に立ち上がろうとして尻尾まで立ててくれました。

 

その反応には獣医さんもびっくりされていて、

「もしかしたら奇跡が起こるかも!もし、回復したら、お家で毎日2回インシュリン注射できるかな?」と言われ、

高齢の親族には難しいので、私は迷わず「私が引き取ります!!」と言いました。

(うち、高齢犬もいるし、インコもいるけど…なんとかなるさっ!)

 

猫ちゃんの糖尿病は、発見が難しいようで、実はこの子も元々ちょっと太っていたのですが、

最近痩せたのでダイエットに成功したのかな?と思っていたのですが、それが糖尿病の始まりだったようです。

日頃の健康管理と、おかしいなと思ったら検査をすることが、本当に大切だと思いました。

 

どうか、奇跡が起こって欲しいです。

 

 

 

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